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くずし字で読む松尾芭蕉

ここでは、松尾芭蕉の発句(俳句)をくずし字で読んでみたいと思います。テキストは芭蕉の筆跡を模刻した『芭蕉翁真跡集』に収載されている色紙・短冊・画賛を取り上げました。数は15種17点です。
同書は桃鏡が編集した本で、宝暦13年(1764)に戸倉屋喜兵衛から刊行されました。松尾芭蕉の真蹟が46点が掲載されています。なお、同書は大正14年(1925)に天青堂から復刻されています。
見出しの句は、新編日本古典文学『松尾芭蕉集@全発句』によっています。

使われている字は漢字よりも仮名の方が多いのですが、現行の仮名でない字体(変体仮名)が多用されていいるので、戸惑う方も多いと思います。また、このテキストはくずし字を読むことを主目的にしています。句の意味などはご自身でお調べください。

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参考文献

  • 堀信夫 監修(2004)『袖珍版 芭蕉全句』小学館
  • 伊地知鐡男ほか 編集(1957)『俳諧大辞典』明治書院