- よみ方:はなのくも かねはうえのか あさくさか
- 季語:花の雲(春)
- 発表年:貞享4年(1687)
- 収録書:『続虚栗』ほか
ここでは2点の短冊を読んでみます。
表紙 > ウェブ古文書講座 > くずし字で読む松尾芭蕉 > 花の雲鐘は上野か浅草歟
ここでは2点の短冊を読んでみます。
【翻刻】花の雲鐘は上野か浅草か はせを
※短冊に書かれています。
仮名の部分を赤線で囲っています。
読みにくい部分に番号を振って読み方を示しました。カッコ内は仮名の字母(元になった漢字)です。参考にしてください。
1:の(能) 2:は(盤) 3:か(可) 4:か(可) 5:せ(世) 6:を(遠)
漢字の部分を青線で囲っています。
読みにくい部分に番号を振って読み方を示しました。参考にしてください。
1:花 2:雲 3:鐘 4:浅 5:草
【翻刻】はなのくもかねはうへのかあさくさか はせを
全文、仮名で書かれています。
※短冊に書かれています。
仮名の部分を赤線で囲っています。
読みにくい部分に番号を振って読み方を示しました。カッコ内は仮名の字母(元になった漢字)です。参考にしてください。
1:は(盤) 2:か(可) 3:ね(年) 4:は(盤) 5:か(可) 6:さ(佐) 7:か(可) 8:は(者) 9:を(越)
栗田二三 編『芭蕉翁真跡集』,天青堂,大正14. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/932321 (参照 2023-04-15)