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10「初しぐれ猿も小蓑をほしげ也」をくずし字で読む

初しぐれ猿も小蓑をほしげ也

  • よみ方:はつしぐれ さるもこみのを ほしげなり
  • 季語:初しぐれ(冬)
  • 発表年:元禄2年(1689)
  • 収録書:『猿蓑』ほか

画像と翻刻

松尾芭蕉,初しぐれ猿も小蓑をほしげ也,色紙
【翻刻】初しくれ猿もこみのをほし気也 はせを
※色紙に書かれています。

読み方のヒント(仮名の部分)

仮名の部分を赤線で囲っています。
松尾芭蕉,初しぐれ猿も小蓑をほしげ也,仮名
読みにくい部分に番号を振って読み方を示しました。カッコ内は仮名の字母(元になった漢字)です。参考にしてください。
1:く(久) 2:れ(礼) 3:も(茂) 4:を(越) 5:は(者) 6:を(越)

読み方のヒント(漢字の部分)

漢字の部分を青線で囲っています。
松尾芭蕉,初しぐれ猿も小蓑をほしげ也,漢字
読みにくい部分に番号を振って読み方を示しました。参考にしてください。
1:初 2:猿 3:気 4:也

使用画像出典

栗田二三 編『芭蕉翁真跡集』,天青堂,大正14. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/932321 (参照 2023-04-15)