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07「菊鶏頭きり尽しけり御命講」をくずし字で読む

菊鶏頭きり尽しけり御命講

  • よみ方:きくけいとう きりつくしけり おめいこう
  • 季語:御命講(冬)
  • 発表年:貞享5年(1688)
  • 収録書:『忘梅』ほか

画像と翻刻

松尾芭蕉,菊鶏頭きり尽しけり御命講,自画賛
【翻刻】きく鶏頭きりつくしけり御影講(御命講)
※御影講(みえいこう)は御命講と同じ意味。※自画賛に書かれています。

読み方のヒント(仮名の部分)

仮名の部分を赤線で囲っています。
松尾芭蕉,菊鶏頭きり尽しけり御命講,仮名
読みにくい部分に番号を振って読み方を示しました。カッコ内は仮名の字母(元になった漢字)です。参考にしてください。
1:き(支) 2:り(里) 3:け(个) 4:は(者) 5:を(遠)

読み方のヒント(漢字の部分)

漢字の部分を青線で囲っています。
松尾芭蕉,菊鶏頭きり尽しけり御命講,漢字
読みにくい部分に番号を振って読み方を示しました。参考にしてください。
1:鶏 2:頭 3:御 4:影 5:講

使用画像出典

栗田二三 編『芭蕉翁真跡集』,天青堂,大正14. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/932321 (参照 2023-04-15)