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01「いかめしき音や霰の檜木笠」をくずし字で読む

いかめしき音や霰の檜木笠

  • よみ方:いかめしき おとやあられの ひのきがさ
  • 季語:霰(冬)
  • 発表年:天和4年(1684)
  • 収録書:『狐松』ほか

画像と翻刻

松尾芭蕉,いかめしき音や霰の檜木笠,色紙
【翻刻】いかめしき音や霰のひの木笠 はせを
※芭蕉は署名に好んで「はせを」と書いた。
※色紙に書かれています。

読み方のヒント(仮名の部分)

仮名の部分を赤線で囲っています。
松尾芭蕉,いかめしき音や霰の檜木笠,仮名
読みにくい部分に番号を振って読み方を示しました。カッコ内は仮名の字母(元になった漢字)です。参考にしてください。
1:い(伊) 2:か(可) 3:め(免) 4:き(支) 5:ひ(飛) 6:は(者) 7:を(越)

読み方のヒント(漢字の部分)

漢字の部分を青線で囲っています。
松尾芭蕉,いかめしき音や霰の檜木笠,漢字
読みにくい部分に番号を振って読み方を示しました。参考にしてください。
1:音 2:霰 3:笠

使用画像出典

栗田二三 編『芭蕉翁真跡集』,天青堂,大正14. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/932321 (参照 2023-04-15)