表紙 > 百人一首をくずし字で読む > 38番歌 忘らるる身をば思はず誓ひてし… 右近


38番歌 忘らるる身をば思はず誓ひてし… 右近

忘らるる身をば思はず誓ひてし 人のいのちの惜しくもあるかな
【歴史的仮名遣い】
わすらるる みをばおもはず ちかひてし ひとのいのちの をしくもあるかな
【現代仮名遣い】
わすらるる みをばおもわず ちかいてし ひとのいのちの おしくもあるかな
【出典】拾遺集 恋

菱川師宣が描いた百人一首

百人一首,菱川師宣 百人一首,菱川師宣

(読み下し)
右近
(初)忘らるゝ(二)身をは思はす(三)誓てし(四)人の命の(結)おしくもある哉

明治時代の百人一首かるた

【読み札】
百人一首,かるた,右近 百人一首,かるた,右近

(読み下し)
(初)わすらるゝ(二)身をはおもはす(三)ちかひてし(四)人の命の(結)おしくもあるかな


【取り札】
百人一首,かるた,右近 百人一首,かるた,右近

(読み下し)
(四)人のいのちの(結)をしくも有かな

肉筆の百人一首かるた

【読み札】
百人一首,かるた,右近 百人一首,かるた,右近

(読み下し)
(初)忘らるゝ(二)みをは思す(三)ちかひてし


【取り札】
百人一首,かるた,右近 百人一首,かるた,右近

(読み下し)
(四)人の命の(結)おしくも有かな

北海道の下の句かるた

【取り札】
百人一首,かるた,右近 百人一首,かるた,右近

(読み下し)
(四)人の命の(結)おしくもあるかな