このページでは、和本や書誌学の概説書や辞典・事典を紹介しています。
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日本中国文学科・京都府立総合資料館 共編/京都新聞出版センター 発行/2010年/定価 ¥1,500+税/B6判 156ページ
京都府総合資料館は日本や中国に多数の貴重書が所蔵されています。
本書では『万葉集』『源氏物語』『文選』など代表的な者を選び、カラー写真と読みやすい文章で内容や特徴を紹介しています。
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慶應義塾大学附属研究所斯道文庫 編/勉誠出版 発行/2010年/定価 ¥3,500+税/A4判 213ページ
書誌学の専門研究所である斯道文庫所蔵の豊富な古典籍の中から、特に書誌学的観点から重要なものが紹介されています。
豊富なカラー図版や解説から、書誌学の理念・プロセス・技術を学ぶことが出来ます。
巻末には「書誌学用語索引」が付いています。
【目次】
T書物との対話―書誌学研究の視点―
はじめに―書誌学とは/第1章 本の姿(表紙の役割 紙墨の表情 書物の形 変化する書物)/第2章 本の様々(漢籍と和書 漢字と仮名 文字と絵 コトバとモノ)/第3章 本の誕生(誕生以前 自筆本 転写本・影写本・臨写本)/第4章 本の流通(版下・校正刷り 翻刻本 摸刻本 伝写本)/第5章 版本の時代(宋元版 明清版 朝鮮版・越南版 五山版・古活字版 和刻本)/第6章 本の再生(付点・書入れ・批評
校合 入門書・工具書)/第7章 書誌学の発達(目録学の発達 版本学の発達 考証学と近代)
U斯道文庫の五十年―これまでとこれから―
斯道文庫の五十年/書物の収集と保全/斯道文庫年表/斯道文庫 蒐書の歴史/出張調査年表/研究事業・研究成果・公開事業)
書誌学用語索引
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吉野敏武 著/印刷学会出版部 発行/2006年/定価 ¥1,600+税/A6判 173ページ
宮内庁書陵部で長年に渡って古典籍の修復と製本に関わってきた著者が、その技術を広く世に伝えるために、作業手順や方法を丁寧に解説した一冊です。
巻子本・折本・粘葉装・大和綴など、古典籍の装幀術を図や写真入りで解説しています。
【目次】
古典籍の装幀の変革
中国での装幀形態の誕生
装幀の伝播と形態の変革
我が国の料紙
装幀形態と成巻および製本方法
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山本信吉 著/八木書店 発行/2004年/定価 ¥3,600+税/A5判 304ページ
古典籍調査を数多く行い、長年文化財指定に携わってきた著者が書いた「生きた書誌学」。
古典籍伝来の理由、装幀の違いの意味、古典籍の紙から分かること、など経験に即した独自の視点が光ります。
他書では触れられることの少ない仏典や漢籍についても詳述されています。
【目次】
はじめに―古典籍はどのように伝わったか―
第一章 冷泉家時雨亭文庫に伝わった貴重書
第二章 古典籍が教える書誌学の話
第三章 調査が教える仏典の話
第四章 中国・韓国からの貴重書の伝来
あとがき
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宍倉佐敏 編著/八木書店/2011年/定価 ¥10,000+税/A5判 462ページ
古典籍や古文書に使用されている紙(料紙)の製法と、具体的な調査方法と成果が紹介されています。
特に、製紙に関する専門用語や制作工程は図解で解説し、顕微鏡の使い方や結果の見分け方などの調査に役立つ情報も提供されています。
また、専門家19名によるコラムも読みごたえがあります。
「繊維判定用和紙見本帳」「簀目測定帳」が付いています。
【目次】
第1部 料紙の基礎知識(概説 製法 形態と特徴 装幀と料紙 原料)
第2部 料紙の調査事例(古典籍 古文書 漢籍・経典 百万塔陀羅尼 歴代古紙聚芳 藩札と私札)
第3部 料紙の調査方法(調査の流れ 必要な道具とその使い方 観察と分析方法 観察と撮影方法)
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編集委員 井上宗雄ほか/岩波書店/1999年/定価 ¥24,000/B5判 716ページ
国書や漢籍などの書物を扱う人にとって必要な書誌学用語をできるだけ広義にとらえた初めての総合辞典です。
活版本以前の1200年におよぶ写本・版本の歴史や知識が得られるように項目を選定しています。
総項目数3400、関連諸分野の執筆者340人という大規模な辞典です。
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長沢規矩也 編著/三省堂/1979年/定価 ¥1,500+税/178ページ
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