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七月の手紙 解読例と解説(手習いのお手本を読む)

七月は旧暦では秋です。残暑見舞の手紙です。

文意と返り点(解読のヒント)

七月の手紙

@手紙を受け取ったことを述べる。
A時候の挨拶に続けて、相手を見舞う。
B家族の無事を伝える。
C暑中見舞いのお礼


七月の手紙

Dこの手紙は土用の見舞い状であると述べる。
E書留の文言。

解読例と解説

七月の手紙

【よみ】
御礼致拝見候:おさつはいけんいたしそうろう
未残暑強候へ共:いまだじんしょつよくそうらえども
弥無御変御凌珍重存候:いよいよおかわりなくおしのぎちんちょうにぞんじそうろう
拙家何連も無難罷在候:せっけいずれもぶなんにまかりありそうろう
御休慮可被下候:ごきゅうりょくださるべくそうろう
暑中為御見廻預御紙上:しょちゅうおみまいとしてごしじょうにあずかり
【意味】
御札:受け取った手紙の丁寧語。

七月の手紙

【よみ】
入御念候儀奉存候:ごねんにいりそうろうぎぞんじたてまつりそうろう
自是も土用中御見廻:これよりもどようちゅうのおみまい
且御報迄:かつおしらせまで
如此御座候:かくのごとくにござそうろう
已上:いじょう
【意味】
御念:お心遣い。ご配慮。
是:自称。わたくし。自分。