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二月の手紙 解読例と解説(手習いのお手本を読む)

二月は旧暦では春です。寒さを感じながらも梅見のお誘いです。ところで、梅屋敷とはどこの御屋敷でしょう。

文意と返り点(解読のヒント)

二月の手紙

@冒頭の決まり文句
A相手の家族を気遣う
B梅屋敷が賑わっています


二月の手紙

C一緒に行こうと誘う
Dこの手紙の要旨をまとめる
E書留の言葉
F日付

解読例と解説

二月の手紙

【よみ】
一筆致啓上候:いっぴつけいじょういたしそうろう
余寒強候処:よかんつよくそうろうところ
御家内様御壮健被成御座:ごかないさまごそうけんにござなされ
奉恐賀候:きょうがたてまつりそうろう
此節梅屋敷最中:このせつうめやしきさいちゅう
【意味】
御家内様:相手の家族のこと
最中:物事が最もたけなわである時

二月の手紙

【よみ】
之趣:のおもむき
承及候:うけたまわりおよびそうろう
近日之内:きんじつのうち
御同道仕度奉存候:ごどうどうつかまつりたくぞんじそうろう
右御伺申上度:みぎおうかがいもうしあげたく
如此御座候:かくのごとくござそうろう
謹言:きんげん
【メモ】
近日之内(1行目):青丸の部分が「之」に該当します。