古文書入門書【菅野俊輔特集】

小学館アカデミー・古文書塾「てらこや」ので講師をしている、菅野俊輔先生の著作です。
くずし字をなぞりながら覚えられる「書いておぼえる」シリーズがユニークです。

プロフィール
菅野 俊輔
小学館アカデミー・古文書塾「てらこや」講師。同通信講座講師。史遊会会員。1948年生まれ。歴史エッセイストとして、地域のカルチャー講座や自主サークル等の講師としても活躍。

菅野俊輔 著/柏書房/2006年/定価 ￥ 1,260/Ａ５判 136ページ

江戸末期の寺子屋で実際に使われていた手本などをテキストにして、「いろは」４８文字の様々なくずし字を「なぞりながら」覚えられる画期的入門書。
誰でも知っていることわざや教訓をはじめ、看板、食物名、動植物名、道具名などが書かれたくずし字を繰り返し読むことで、いつのまにか「江戸の仮名」文字が頭の中へ入っていきます。

【目次】
レッスン 「いろは」を書こう!
チャレンジ 「ことわざ」を“ひとりで”読もう!

菅野俊輔 著/柏書房/2007年/定価 ￥ 1,260/Ａ５判 136ページ

江戸で最も有名な地誌『江戸名所図会』を使ったくずし字入門書です。
くずし字を読み解きながら江戸の町々を散策します。

【目次】
１お江戸一のにぎわいの地 日本橋・魚市
２まずは商売、商売！駿河町・本町
３問屋街をぬけて旅篭街へ 大伝馬町・馬喰町
４納涼の花火と見世物と両国橋
５今も昔も名所です！浅草観音

菅野俊輔 著/柏書房/2007年/定価 ￥ 1,365/Ａ５判 128ページ

くずし字をなぞりながら楽しく学習できるシリーズ第３弾。
弥次さん喜多さんになったつもりで、東海道にある地名を漢字と平仮名のくずし字で書き取りながら読み進めていく入門書です。

【目次】
「五十三次」を書こう！
関所越クイズ
ちょっと役立つ旅の話
判じ絵クイズ
弥次喜多クイズ

菅野俊輔 監修/青春出版社/2008年/定価 ￥ 1,050/B5判 96ページ

江戸は世界で一番進んだエコ都市だった！
環境への関心が高まるなか、限られたモノを賢く使いまわし、お金はなくとも毎日を楽しく心豊かに暮らした江戸の人々の、「知恵」と「工夫」と「心意気」を、当時の図絵とともに紹介した図解判。

【目次】
第１章 少ないモノでも人生を楽しむ生活術
第２章 すべてを無駄なく回す循環社会
第３章 自然とのほどよい距離感と人の知恵
第４章 地球エネルギーを肌で感じた江戸の人々

菅野俊輔 編著/青春出版社/2009年/定価 ￥ ￥1,155/B5判 96ページ

「一生に一度はお伊勢様！」のお伊勢参りから、京・大坂・江戸の三都めぐり、温泉めぐり、現在も残る名所旧跡観光まで、江戸っ子たちの旅を再現します。徒歩と人力だけでぐる〜っと日本中をめぐり歩いた江戸っ子たちの、スケール大きな旅の面白さを伝えます。

【目次】
序章 知るほどに驚きの連続!江戸の旅の基礎知識
第１章 No.1観光地・お伊勢参りに見る、江戸旅のだいご味
第２章 日本一の街道・東海道を旅する楽しみ
第３章 お江戸めぐりから京・大坂まで、人気の観光地案内
第４章 旅日記からたどる、江戸のリアルな旅もよう