子供（女子）の類義語・同義語

江戸時代の書翰用語集から、子供（女子）を指す言葉をまとめました。読み方は原典の振り仮名に準じ、現代仮名遣いに直しています。

相手の子供（女子）（尊称）

御娘子（おむすめご）
御幼児（おいとじ）※「おようじ」と読むが通則か。
愛玉（あいぎょく）
室女（しつじょ）
令女（れいじょ）
愛女（あいじょ）
令愛（れいあい）
閨愛（けいあい）
令嬢（れいじょう）
阿嬢（あじょう）
愛秀（あいしゅう）
令娘（れいじょう）
尊娘（そんじょう）
愛娘（あいじょう）
娘嬰（じょうえい）
弄子（ろうし）

この項の原典の見出しは「人の女子をいふには」です。
また「嬢（じょう）は娘（じょう）に同じ。俗におじょう様といふはこれなり」と書いてあります。

自分の子供（女子）（卑称）

少女（しょうじよ）
幼女（ようじょ）
阿女（あじょ）
女子（にょし）※「じょし」でも「にょし」でも正。
賤愛（せんあい）
賤娘（せんじょう）
愚愛（ぐあい）
拙愛（せつあい）
愚女（ぐじょ）
鄙愛（ひあい）
處女（処女）（しょじょ）
處子（処子）（しょし）

この項の原典の見出しは「我女子をいふには」です。